「アフタヌーンティースイーツ」フランス発祥のフラン、イギリス発祥のクロテッドクリームとは??

「トレンドスイーツ」フランス発祥のフラン、イギリス発祥のクロテッドクリームとは??

焼き菓子「フラン」は、卵、砂糖、牛乳を主原料とするフランスの伝統的なお菓子です。

国や地域によって作り方や材料が異なり、様々なバリエーションがあります。


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1. フランスのフラン

一般的に、フランスで「フラン」と呼ばれる焼き菓子は、タルト生地にカスタードクリームを流して焼き上げたものを指します。

  • 特徴
    • サクサクとしたタルト生地となめらかで濃厚なカスタードクリームの組み合わせが特徴です。
    • カスタードクリームにはバニラやラム酒などで風味付けされることもあります。
    • 甘いものが一般的ですが、野菜やきのこなどを加えて食事系のフランも存在します。
    • 表面を焦がして焼き色をつけることもあります。


2. スペインやメキシコのフラン

一方、スペインやメキシコでは、「フラン」はプリンやカスタードプリンを指します。

  • 特徴
    • 日本のプリンよりも甘く、ねっとりとした固めの食感に仕上がることが多いです。
    • 高温で蒸し焼きにするため、「す」が入ることもあります。
    • カラメルソースをかけて食べるのが一般的です。


◎ フランの名前の由来と歴史

「フラン」という名前は、ラテン語で「丸くて平たいもの」を意味する「フラド(flado)」が語源と言われています。

これは、フランの形状を表していると考えられます。

フランの原型は古代ローマ時代に生まれたと言われており、鶏卵と牛乳を使った料理が始まりでした。

中世の修道院で発展し、現在の形に近い焼き菓子になったとされています。

14世紀にはフランスの都市部で菓子職人によって作られるようになり、庶民にも親しまれるようになりました。


3. 日本のフラン

日本においては、フランスの焼き菓子としての「フラン」が知られており、タルト生地にカスタードクリームを流したものが一般的です。

最近では、フラン専門店も登場するなど、注目を集めています。

このように、「フラン」は国によって異なる特徴を持つ興味深い焼き菓子です。

フランス風のタルト仕立てのフランも、スペインやメキシコ風のプリンのようなフランも、それぞれに魅力がありますね。


4. 「クロテッドクリーム」とは

イギリス南西部、特にデヴォン州発祥の伝統的な乳製品です。

脂肪分の高い牛乳を弱火でじっくりと加熱し、表面に固まった濃厚な乳脂肪分を集めて作られます。

「クロテッド(clotted)」とは、「凝固した」という意味です。

◎ 特徴

  • 濃厚な風味とリッチな口当たり
    生クリームよりも脂肪分が高く(一般的に55%〜60%程度)、バターのようなコクがありながらも、口の中でとろけるような滑らかな舌触りが特徴です。
  • バターと生クリームの中間
    風味や食感は、濃厚な生クリームとバターの中間と表現されることが多いです。
  • ミルクの風味は控えめ
    見た目の濃厚さほどミルクの香りは強くありません。


◎ 歴史

クロテッドクリームの起源は古く、1000年以上前から存在すると言われています。

997年には、デヴォンの修道院で再建に協力した地元の人々へのお礼として、パンにクロテッドクリームとジャムが振る舞われたという記録があり、これがクリームティーの始まりともされています。

◎ 食べ方

クロテッドクリームは、イギリスの伝統的な喫茶習慣であるクリームティーに欠かせない存在です。

温かいスコーンにたっぷりのクロテッドクリームとジャムを添えて、紅茶と共に味わうのが一般的です。

地域によって食べ方に違いがあり、

  • デヴォン式
    スコーンに先にクロテッドクリームを塗り、その上からジャムを塗ります。
  • コーンウォール式
    スコーンに先にジャムを塗り、その上からクロテッドクリームを塗ります。

その他、デザートの添え物や、パンケーキ、ワッフルなどに添えても美味しくいただけます。

また、一部ではマッシュポテトやスクランブルエッグなどの塩味の料理に使われることもあるようです。

◎ 手作り

家庭でも生クリームを使って、比較的簡単にクロテッドクリーム風のものが作れます。

湯煎やオーブンで低温加熱する方法や、生クリームを振って脂肪分を凝固させる方法などがあります。

京都にお越しの際は、ぜひアフタヌーンティーやクリームティーを楽しめるお店を探して、本場のクロテッドクリームを味わってみてください。

きっと、その濃厚で上品な味わいに魅了されることでしょう。

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